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Posted by vietnhat at

2012/08/06

ベトナムの自動車産業
















1997年当時ベトナムでMPIの許可を受けていた合弁等の自動車会社が記憶では11社あったと思います。日系が一番多かったと思いますが、アメリカ系、ドイツ系、韓国系等があり、また日韓欧の合弁もあったような記憶があります。当時ちょうどトヨタやホンダが動きだすところでしたが工場は何れもハノイの郊外のノイバイ空港の近くにあったようです。事実かどうか全く知りませんが、MPIが工場を南ではなく北に建設することをプロジェクトの条件として許可していたという話を聞いたことがあります。北は南と比較して経済的に遅れていたのでそのような配慮をしたとのことですが?ただ当時は北で生産しても販売のために南に運搬することが多く、これが当時の交通インフラでは大変な作業だったという話をよく聞きました。当時のベトナムでの自動車の生産・販売台数の具体的な数字は覚えていませんが、11社でパイを分け合うにはあまりにも小さすぎる数字で短期的にはとても採算が取れない規模だと言われていました。そのためかどうか分かりませんがアメリカのビッグ3の1社がMPIから取得した許可を返上したということがありました。後日ですがホーチミンに出張したときにトラックを製造していた日系の会社・工場を訪問したことがあります。現地の社長がJLCで私が親しかった先輩と大学の同級生ということで先輩から紹介を受けて訪問したのですが、素人の私でも分かるほどの低い生産実績で、社長も初対面の私に向かって嘆いていました。ただその会社は現在でも元気にベトナムで生産販売を行っているようです。ベトナムは当時裾野産業が育っていなくて、自動車をベトナムで生産する場合もかなりの部品を輸入していたようです。完成車の輸入もそうだったようですが、部品の輸入にも高率の関税が課せられたようで現地生産でもかなりの価格になったようです。合弁会社設立後、日系とマレーシアの合弁の自動車会社から現地生産の新品の4WD車(三菱パジェロですが)を購入しましたが、確か6万ドルだったと思います。あれから10年たったので全体のパイ自体はかなり大きくなったようですが、根本的な問題は解決していないという話を聞きました。ネットによれば、関税についてはWTO協定により2014年までに削減、またアセアン協定に基づき2018年までに原則域内での撤廃を予定していて大きな転機になるようです。ただ、2010年12月にハノイを再訪したときには、当時の若い社員たちが立派になって皆社用車に乗っており、中にはトヨタ車(初めて見た車種。おそらくベトナム限定車)を個人の自家用車として保有していた女性も居て確実にモータリゼーションの時代は来ています。  

Posted by tsukuma at 01:30Comments(0)