2015/12/26

Hanoi旅行(9)

11月10日(火)午前

この日は(元)合弁会社のベトナム人の(元)社長が、懐かしいハノイの中心街を案内してくれるということで、アパートで待っていたら、タクシーに乗ってやって来て、そこから歩いて中心街までいくことになりましたが、アパートは旧市街の北端にあり中心街まではそんなに遠くはないですね。直ぐに朝食をということで、アパートの近くのPho屋さんに行きました。ちなみに前日Hanh Namさんと行ったPho屋さんと同じ店です。

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そこからさらに歩いて中心街へ向かいました。途中にフランスが19世紀に作ったという懐かしい石造りの給水塔(今は給水塔としては使われていないのでは?)があり、また近くにGalaxy Hotelがありました。このHotelには泊まったことはないですが1997年には既にありましたね。Websiteによると、開業は1995年だそうだから、当時はオープンして間もないころですね。なお、日本語のネットには同ホテルはベトナム政府の土地収用に伴い、11月30日を以て営業終了と書いていますね?HPには、少なくとも英語版には、そんなことは一言も書いていないようですが?

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それから先は、わずか約1カ月前のことなのに、順番をよく覚えていないのですが、次はおそらくドンスアン市場の前に出たと思います。

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本日の主な目的地は、Hoan Kiem Lakeの南側の(元)合弁会社があったビルの再訪です。もともとビルのオーナーは旅行会社でしたが、彼によるとオーナーが変わったか旅行会社の名前が変わったようです。当該ビルは3階建ての由緒あるコロニアル風オフィスビルで、それなりに老朽化しているはずですが、見る限りは昔と同じですね。(元)合弁会社は3階で、中には入れませんでしたが、植木で覆われたバルコニーは健在でしたね。Air Franceが引き続きテナントとして入っているようです。JALも、当時はハノイと日本の直行便がなかったにも拘わらず何故かハノイ・オフィスがあり、当該ビルの2階に入居していましたが、私がハノイにいる間に近くのオペラハウスの近くの(当時は)新しいビルに移りました。今はさらに別のところで営業しているようです。

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Hoan Kiem LakeのそばのオープンスペースのCaféも健在です。5年前に来た時も元同僚や私の娘と一緒にここでLunchをしましたね。

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Hoan Kiem Lakeを一周しましたが、殆ど昔と変わりません。彼曰く、ハノイはHoan Kiemが全てだそうですが、私はそんなことはないと思います。

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旧市街もあちこちを廻り、Silkの通りや仏具店の通り等を廻り、お土産もたくさん頂きました。お土産は、最初は断ったのですが、せっかくの好意なので最終的にはありがたく頂きました。ただ、仏具用品は結構重量があり、飛行機で帰る時に重量オーバーにならないかと心配していたのですが、結果的には大丈夫でした。ちなみに、ハノイは旧市街地に限らず、同じ通りで同業者が同じ物を売っているというスタイルですね。

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お昼は、旧市街地の中のレストランへ。彼によると、外国人観光客が多くて有名なレストランらしいのですが、彼自身も初めて入るとのことでした。ちなみに、我々以外のお客はみんなフランス人でした。また昼間から焼酎(Vodka)を飲んでいい気分になりました。

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ということで結構いい気分になったのですが、あまり長居をしてもよくないので適当に切り上げることにしました。ちなみに彼は75歳になるそうで、そういえば最後に合弁会社を解散した2001年3月31日に、彼はもうすぐ60歳になるという話をしていたのを思い出しました。また、60歳になれば親元のVietcom Bankも定年になるという話もしていました。当時はハノイの西のLang Haにあった彼のアパート(おそらく銀行の社宅)や、休日には隣の省(但し、ハノイからそんなに遠くはなかったと思います)のHa Tayにあった彼の実家も連れっていってもらい、彼の実家からハノイに帰る時には、平原でどこが道路かも私にはよく分からない場所で、まだ昼間なのに急にカラオケに行こうと言い出し、農家の納屋みたいなところに入ったらカラオケの機械があり、そのうちに何処からか若い女性も現れビックリしたことを思い出しました。歌の方は当然ベトナム語の歌だけなので、私は聞いていただけでしたが、とにかく驚きの連続だったことを思い出しました。あれから15年が経過し、私もすっかり年を取り、当時の彼よりも年上の63歳になってしまいましたね。

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ところで、今回ハノイで私が受けた質問で一番多かったのが、みんなは私がもう60歳を過ぎていることは何となく知っているので、「もう引退したのか?まだ仕事を続けているのか?」ということでした。背景としては、どうもベトナムでは、①男性60歳、女性55歳が定年で、定年を迎えたら否応なしに引退。②出来れば定年前に引退したい、ということがあるようで、ある人はベトナムでは定年を過ぎてしまうと、働く場所がなく選択の余地がないので引退という話をしていました。そういえば、公園に行っても私と同世代と思われる人々が集まっているのを見かけたりしますね。私は今後も健康に過ごし、何時までも出来るだけ元気に働きたいと思っていますが、いま働くのを止めれば、生活に困るということも否定しません。ただ、日本でも私と同世代の人の中には既に引退している人もいて、私が知っている範囲では、むしろ引退した人の方が多いという現実も一方であり、もしかすると今引退を余議なくされても、何とかなるのかもしれません。ただ、ご存じのとおり日本は財政問題が厳しく、私自身はやはり働けるうちは働こうとは思います。一方、ベトナムでは、私が知っている範囲では、引退した人は引退後も優雅に暮らしており、それが可能であればそれに越したことはないと思います。どういう仕組み・システムになっているのか知りませんが、私が知っている範囲では(本当かどうかは知りませんが)年金の額もかなり多いようで、少なくともベトナムで生活する分には問題ないレベルと思われます。日本ではなかなかそうはいかず、現実問題としてお金の面で早期に引退するのは厳しいという話をことあるごとに強調しましたが、どうもみんな日本の状況はよく分からないようです。

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Posted by tsukuma at 05:15│Comments(0)
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