2013/01/20

落し物

落し物  落し物  落し物






1997年の終わり頃だと思いますが、休日に自転車で移動していたときに気がついたら前の荷台に括りつけて入れていたカバンが消えてしまったということがありました。落ちないように(大丈夫なように)2-3重に括り付けていたはずなので、まるで狐につままれたような感じだったのですが、とにかく事実としてカバンを紛失してしまいました。中には、現金入りの財布とノキアの携帯電話が入っていたと思うのですが、財布の中には現金以外に何故か必要もないのに日本の運転免許証も入っていて、携帯電話も前に洪水を契機として購入したものですが実は殆んど使ったことはなく、結果として必要もないものをわざわざ自転車での移動中に持参して紛失してしまったという間抜けな話です。経緯はよく覚えていないのですが事後直ぐに合弁会社のスタッフ達と会ったので、とにかく紛失の件を話したところ、何故か彼らはすっかり私が盗難に会ったと思い込み、私も紛失か盗難か断定的によく分からず、とにかく警察まで出向き通訳を介して事情聴取を受ける羽目になりました。警察は有名な文楼の近くの旧式な建物だったと思うのですが、ベトナムの警察の内部に入ったのは後にも先にもとにかく初めてだったので興味津々だった記憶があります。携帯電話には何度もコールをしたのですが結局電源が切られていて(私がそもそも切っていたのではと思います?)、日本の免許証も日本大使館の玄関付近に捨てられているケースがあるという話を聴いたので大使館に連絡して出てくるのを待っていたのですが結局出てきませんでした。盗難という認識はなかったので紛失だったとは思いますが、狐につままれたような話ではありました。
 はっきり盗難というケースは、家内も一緒だったのですが、アパートの近くの古い住宅街で自転車を置いて数分間だけ買い物をして自転車に戻ったら、自転車のペダル(それも片方だけ)がなくなっていたということがありました。ほんの数分の間の早業で唖然としたのですが、片方のペダルを一体どうしたのでしょうか?道路は舗装されていなくて自転車を置いたあたりには大勢の人が居たのですが?ちなみに2010年12月にハノイを再訪したときには、その古い住宅街一帯はきれいさっぱりなくなっていて立派な道路が走っていました。
 似たような話ですが、イギリスに駐在中の連休のときに泊りがけで英国中央部にある湖水地方(ピーターラビットの作者の家がありました)に出かけたのですが、途中の高速道路のサービスエリアでの数分間のトイレタイムのときに、愛車のローバーのシグナルのガラス部分が取り外されて盗まれたということがありました。こちらもほんの数分の間の出来事でした。


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Posted by tsukuma at 05:52│Comments(0)
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