2012/12/07
ウィスキー他


今はそういうことはないと思いますが、当時は一時帰国の際にハノイに再入国するときには必ず免税店等で買ったウイスキーを持ち込んでいました。無税の範囲の持込制限があるわけですが、ハノイの税関は酒タバコに関しては見ていないという情報があり、別の投稿でも書いたように試しに一度制限を越えるウイスキーをわざと見えるようにして税関の検査を受けたときも確かに何も言われませんでした。持ち込んだウイスキーは自分で飲むわけではなく、全てベトナム側に対する贈答用として使用していました。ハノイにはウイスキーの2次マーケットとしての流通経路があるという話でしたが、ウイスキーに関しては全て日本人の社長Y氏からの指示・情報で実際にベトナム人に聞いたわけではないので定かではありません。ただ、ベトナム人の副社長から注意されていたのは、ウイスキーの瓶の底を巧妙に開けて中味を抜き取り質が悪いアルコールと入れ替えたうえで再度瓶を元に戻す技術があり、見た目には分からないのでとにかく気をつけるようにと強く言われていました。ということもありハノイではウイスキーを買うときは運転手のMr.Cが紹介してくれた旧市街の酒屋街(通りではなくスクエアーでした。)の酒屋さんで買っていました。店員(店長?)は若い女性でしたがMr.Cの親戚だったそうです。日本レストランで日本酒の一升瓶のボトル制度みたいなものがありましたが5千円ぐらいだったような記憶があります。私の周りでは、なぜか日本人よりも韓国人グループが日本酒の一升瓶をよく飲んでいたようで、日本レストランでよく見かけました。とにかく関税が高かったようです。ちなみに度数が50%ぐらいのベトナム焼酎の普通のボトルは関税がかからないので(当時のレートで)10,000ドン=100円ぐらいだったような(?)。もしかしたらもっと安かったかもしれません。


Posted by tsukuma at 04:44│Comments(0)