2012/07/08
娯楽編(カラオケは半分仕事でした)

日本の歌
ハノイで思いがけず日本の歌を聞くことがありました。運転手のMr.Cが音楽が好きで運転しながらカセットテープを聴いていたのですが、ベトナム語の歌詞なのですがどこかで聴いたことがあるメロディが流れることがあり、Mr.Cに聞くとオリジナルは日本の歌だということでびっくりしたことが何回かあります。私が曲名を思い出すまでに少し時間がかかったので逆によく覚えているのが「ダンシング・オールナイト」という曲で、「もんたよしのり」という歌手が1980年に歌ったものですが、なぜかハノイで流行っていてカラオケでもベトナム語版がありました。五輪真弓さんの歌がアジア全域で人気があるのは有名な話ですが、ハノイでもものすごい人気がありカラオケ店でもベトナム語版が数曲用意されていましたし日本語版を歌うホステスさんも結構いました。当時ハノイの外国人用カラオケクラブのホステスさんたち全員が必ず日本語の歌詞で歌っていたのが元アリスの人の「昴」という曲で、日本人の駐在員や出張者が必ず歌っていたそうで、ホステスさんたちもこちらが頼みもしないのに我々が日本人だということで日本語の歌詞を、意味は分からなかったと思いますが、よく歌っていました。ハノイの中心街には一定間隔で街宣マイクがあり一日中何かを喋っていて内容は政治的なスローガンが多かったそうですが合間に音楽を流していて、ある日「女の・・」という「ピンカラ兄弟」の曲が突然流れてきてびっくりしたことがありました。もしかして、それが「ピンカラ兄弟」の曲だという認識があったのは私だけだったかもしれません。
カラオケ
新聞でハノイには5000軒のカラオケ店があるという記事を読んだことがありますが、確かに至る所にカラオケ店の看板がありました。とにかくベトナム人はカラオケが好きなようでした。外国人用(主に日本人、韓国人、台湾人用)のカラオケ店も数店あり、また韓国人専用のカラオケ店は多数あったようです。Y氏と行くのはナイトクラブに併設されていた外国人用のカラオケでしたが、前にも書いたように私はナイトクラブやカラオケは苦手でY氏と一緒のときは仕事と割り切っていました。日本語の歌は古くてよく知らない歌が多く選曲リストもよく分からない順番に並んでいました。韓国人の知り合いによると韓国語の歌も同じだったそうです。選曲リストにあった英語の歌はほとんど私が中学高校生のころに日本で流行った歌ばかりだったので、どうしても歌わなければいけないときは英語の歌を歌っていました。ベトナム人のホステスさんが英語の歌を歌うときは、英語の歌詞を見ながら、ベトナム人が英語をどう発音するのか勉強を兼ねて聴いていました。後日合弁会社が設立された後は、スタッフたちと普通のカラオケ店に何回か行ったことがあり、また運転手のMr.Cと英語が通じない彼の友人たちとは場末のカラオケ店によく行きました。このときは彼らのベトナム語の歌をビールを飲みながら聴いているだけでよかったので気が楽で楽しかったです。ところで、そこはベトナム人向けのカラオケ店なのにおかしな日本語の歌詞付の聞いたこともない曲が数曲あり、いったい誰が歌うのかと思ったのですが、そういえば、外国人向けカラオケの日本語の曲でも、例えば美空ひばりの歌を選曲すると画面に本人が登場してきたりしてびっくりしたことがあります。日本語の歌詞も少しおかしかったり、全てひらがなだったりしたので、おそらく日本以外で作っていたのではと思います。
Posted by tsukuma at 07:36│Comments(0)
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